こんな映画を観たい人にオススメ!
- ド派手なSFアクション超大作を観たい!
- 映画は単純明快より複雑怪奇がいい!
- 一緒に観たパートナーと考察を言い合える映画を求めてる!
瀬戸やん
★5 設定
「お前の脳へ潜入する」「犯罪現場は、お前の頭の中」
こんな攻撃的なキャッチコピーが表す通り、この作品では「対象者の夢の中に潜り込み、アイデアを抜き取る / 植え付ける」任務が課されている。
もう設定だけで面白い。
こんな設定を思いつくクリストファー・ノーラン監督、天才です。
ちなみに、タイトルにもなっている「インセプション」は[情報を植え付けること]、対照的に[情報を抜き取ること]は「エクストラクション」と呼ばれている。
★4.5 キャラクター
設定に負けず劣らず魅力的に映るキャラクターたちを少しだけ紹介しておこう。

他人の頭の中に潜り込んで、潜在意識から情報を
「抜き出す」産業スパイ。
とある事件をキッカケに妻を亡くし、自身が国際指名手配
されているために子どもたちにも会えないでいる。

亡くなったドムの妻。
現実世界では生きていないのだが、ドムが夢に潜るたびに
文字通り「幻影」として現れ、行く手を阻む。
超おっかない。
他にも、アイデアを植え付けるためにチームを組んだ個性豊かな仲間がいるのだが、それは皆さんの目で確かめてもらいたい。
★1 内容の易しさ
先に言っておこう。この作品はホントに易しくない。
「わーい、コーラとポップコーン片手に観よ~~(◯・▽・◯)」なんて
甘えた態度はこの作品の前には許されない。覚悟をもって観るべし。
★5 圧倒的映像体験
皆さんも経験があるだろう。
現実ではありえないことが眼前で起こり、ハッと目を覚まして夢だと気づく。
眠ることなくそんな体験をできてしまうのがこの映画だ。
#折りたたまれる街
#重力を無視して回る通路
#登り続ける階段
どれか一つでも気になるものがあれば観ることをオススメする。
★5 ラストシーンの考察
この作品の公開は2010年。
公開してから12年が経とうとしている2022年の現在でも、ラストシーンが「夢」なのか「現実」なのか、映画ファンの中で議論が尽きない。
この作品の監督も結末については徹底的に明言を避けている。
「どう捉えるかは、キミたち次第だ」とのメッセージだろうか。
誰かと観た後に、自身の考えを披露しあう。視聴後も楽しませてくれる映画だ。
★4.5 総合評価
時が経っても観客を魅了してやまない映画『インセプション』。
観たら最後。
アナタもきっと「夢中」になってしまう。
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