青春って、こんな青空。│細田守監督作品『時をかける少女』

こんな映画を観たい人にオススメ!!

  • 過去に戻ってやり直したいことがある!
  • 全てが眩しかった青春時代を感じたい!
  • 寒い季節はイヤ!‟夏”を感じたい!!

瀬戸やん

瀬戸やん’s レビュー
この映画の評価
キャラクター
(4.0)
音楽
(5.0)
ドタバタコメディ
(4.0)
シリアス展開
(5.0)
観了感
(5.0)
総合評価
(4.5)

★4 キャラクター

「”夏”に観たい映画と言えば?」

と10人に尋ねれば必ず名前が挙がる『時をかける少女』(瀬戸やん調べ)。

1960年代に執筆された筒井康隆著『時をかける少女』を現代版にリメイクしたこの作品。

細田守はどんなキャラクターを生み出したのか。主要キャラクターを見ていこう。

紺野 真琴(仲 里依紗)
この物語の主人公で高校2年生。
後先考えず動くタイプで、いわゆる「おバカ」な女の子。
千昭・功介と仲がいい。
ある日、タイムリープ(=過去に戻る)能力を手に入れ、
自分にとって都合のいい日々を過ごす。
間宮 千昭(石田 卓也)
真琴と同じクラスの高校2年生。
運動神経がよく、勉強は数学だけ優秀。
ルックスが良く、女子からの人気も高い。
真琴・功介と過ごす日々をなにより気に入っている。
物語の鍵を握る人物。

津田 功介(板倉 光隆)
真琴・千昭と同級生で同じクラス。
二人と違い、成績優秀。
医者になるべく勉学に励みながらも、
放課後は真琴と千昭と過ごすことが多い。
高2とは思えない大人び方でお父さん的存在。

★5 音楽

この物語を名作へと押し上げた立役者に、音楽の存在があることは間違いない。

主題歌と劇中歌を担当してくれたのはシンガーソングライターの奥華子

この作品を観た後、チェックしてしまうこと間違いなしだ。

★4 ドタバタコメディ

この映画は起承転結が分かりやすく、それがいろんな人に愛される要因かも知れない。

「起」「承」にあたる部分では、タイムリープ能力を手に入れた真琴が好き勝手に自由奔放に動き回る。

過去に戻った際には、何故かグルグルグルグルッ!!!と前転を繰り返すのだ。

#二度寝し放題
#カラオケ歌い放題
#ホームラン打ち放題


歴史をも変え得るタイムリープ能力を、ここまでくだらないことに使えるものか!と笑ってしまうだろう。

★5 シリアス展開

笑って過ごせるのは前半だけ。

さぁ、「転」がやってきた。

好きなように過去を改変してきた罪か罰か。

実はタイムリープ能力には回数制限があり、一番戻りたいタイミングで戻れない。

声を上げて祈るが届かない。

皮肉にも、坂で「転倒」して傷だらけになる真琴。

現実では「転ぶ」と痛いことに
気づかないといけなかったのに。

★5 観了感

物語を観終わった後、アナタはなにを感じるだろうか。

都合のいいことしか考えられなかった夏。

取り返しのつかないことがあると知った夏。

別れを知った夏。

やりたいことが決まった夏。

切なさを胸に、
空を見上げる真琴の背中に、
この物語の全てが詰まっている。

★4.5 総合評価

人間は過去には戻れない。

未来にも飛んでいけない。

私たちは「今」を一生懸命に生きていくしかないのだ。

七「転」八倒。
転んでもまた立ち上がればいい。
真琴がそうだったみたいにね。

出典:細田守『時をかける少女』

◆本編予告動画はこちらから↓↓

出典:Youtubeチャンネル KADOKAWAanime

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